救急救命士
救急救命士の資格取得
救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)は、救急車で病院に搬送中の救急患者などに、医師の指示を受けて、気道確保や静脈路確保などの救急救命処置を行うための国家資格で、救急救命士国家試験に合格することで資格取得できます。
以前は救急車に乗車している救急隊員には医療行為はほとんど認められていなかったため、病院に到着するまで、救急患者は救急救命処置を受けることができませんでした。その病院に到着するまでの間の救急救命処置を可能にする為に作られた資格が救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)です。
救急救命士国家試験を受験するには、「消防機関の救急隊員として一定の実務経験をつんだ後に指定養成機関で必要な知識及び技能を修得したもの」、「大学、高等専門学校などの指定養成機関において必要な知識及び技能を修得したもの」などの受験資格を満たす必要があります。ちなみに、試験の実施は、指定試験機関の財団法人日本救急医療財団が行っています。
救急救命士国家試験について
★受験資格
[1] 大学に入学することができる者であって、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した救急救命士養成所において、2年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの。
[2] 大学若しくは高等専門学校、文教研修施設若しくは養成所などにおいて1年(高等専門学校にあっては、4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目を修めた者であって、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した救急救命士養成所において、1年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの。
[3] 大学において厚生労働大臣の指定する科目を修めて卒業した者
[4] 消防法に規定する救急業務に関する講習で、規定するものの課程を修了し、及び5年以上救急業務に従事した者であって、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した救急救命士養成所において、1年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの。
※ほか、数通りの受験資格あり。
★試験科目
[1] 基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
[2] 臨床救急医学総論
[3] 臨床救急医学各論(1) (臓器器官別臨床医学をいう。)
[4] 臨床救急医学各論(2)(病態別臨床医学をいう。)
[5] 臨床救急医学各論(3)(特殊病態別臨床医学をいう。)
★受験申込の受付期間
1月上旬から2月中旬
★試験期日
3月下旬
★合格発表
4月下旬に厚生労働省にその受験地、受験番号を掲示して発表する。
★受験手数料
33,600円
★試験地
北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県
★問合せ先
財団法人日本救急医療財団 Tel.03-3835-0099